【新唐人2014年7月11日】「ニューヨークタイムズ」は7月10日、アメリカ政府高官の発言として、中国からのハッカーが今年3月、アメリカ政府の人事管理局(OPM)のネットワークに侵入し、国家機密へのアクセスを申請した政府職員数万人分の情報入手を試みたと報道しました。
アメリカ政府がブロックするまでに、ハッカーは一部データベースにアクセスした模様ですが、どの程度深くネットワークに侵入したかは不明だそうです。
一方、北京では米中の閣僚が外交、安全保障や経済政策について意見を交換する「米中戦略・経済対話」が9日から2日間の日程で行われ、ケリー国務長官は北京で習近平国家主席らと会談を行いました。
アメリカの報道に対し、中国外交部の報道官は一貫した対処方法で、事実を否認しています。
社会科学院 は「五毛院」と改名すべき?
価値観が多元化し、イデオロギーが対立している中、中国当局は最近「マルクス主義」理論の研究を強化すると大々的に喧伝しています。
政府系の「人民日報」は7月10日、中国社会科学院は今年から毎年、百名の「マルクス主義理論」博士課程の学生を募集すると報道。社会科学院のマルクス主義陣地の地位を固めるためだとのことです。
情報が伝わると、中国のネット上ではあざけりの声が聞こえました。あるネットユーザーは、「社会科学院は五毛院と改名すべきだ」とコメントしています。
中国のネットセレブ・郭美美 警察に拘束
3年前に、インターネット上で超セレブな生活ぶりを次々披露して一躍有名になった若い女性「郭美美(クォメイメイ)」が警察に拘束されました。
北京警察当局の発表によると、9日、サッカーワールドカップ賭博を組織した疑いで8人を逮捕。その中の1人が郭美美だそうです。
郭美美のほうも賭博の事実を認めているとのことですが、賭けた金額などの詳細については明らかにされていません。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/07/11/a1122211.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/李)